2021.06.20
線香徹底解説シリーズ 香樹林Ver.
本日はお線香「香樹林シリーズ」4種のご紹介です
『淡麗香樹林』
~淡く清しい白檀の香り~
煙の少ないお線香
インドネシア産の白檀が配合されており、
スッキリとした残り香が特徴です
『清澄香樹林』
~清らかな白檀の香り~
煙の少ないお線香
インド産白檀が使用されています
白檀の成分の「サンタロール」には
気分を爽やかにする効果があるそうです
白檀は英語でサンダルウッドと呼ばれ、
そのオイルは、アロマテラピーにも利用されており
リラックス効果があるそうです
『香樹林』
~甘く清浄な白檀の香り~
インド産白檀がたっぷりと配合されたお線香です
その中でも最高品質とされるマイソール地方(カルナタカ州)
の白檀が使われています
白檀の原産地はインド・インドネシア・オーストラリアなどです
その他ハワイなどの太平洋諸島にも広く分布していますが、
香りが少なく香木として利用できないそうです
栽培が大変困難で、伐採制限や輸出規制が行われています
上品でお線香の中でも定番の香りです
『沈香(じんこう)香樹林』
~爽やかな沈香の香り~
沈香の原木は実は非常に軽いのです
原木が雨風や病気、害虫などによってダメージを受けると
それを防御するために樹脂を分泌します
その樹脂によって重みが増し、水に沈むようになることが
沈香の名前の由来となっています
ワシントン条約に指定されているほど希少な木で、
栽培も大変困難です
植樹された沈香の木にドリルで穴をあけてダメージを与え、
人工的に樹脂化させたものもありますが、
天然のものには敵わないそうです
天然素材由来の奥ゆかしいワンランク上の香りが お楽しみいただけます